MEMBRANE STUDIES 01
膜 | MEMBRANE
生命・自己・世界・AIのあいだにあるもの
膜は、二つの領域を分ける。
しかし、完全には遮断しない。
何かを通し、何かを通さず、通るものを変える。
膜とは、二つの領域を分けながら、完全には遮断せず、何かを選別・遅延・変質・調整して通す境界装置である。
MEMBRANEは、「膜」という概念を万能な比喩として広げるのではなく、何を膜と呼べるのか、その境界を確かめながら考える公開研究ノートである。
THOUGHTS / 思索
膜を使って考える。
- 膜は境界ではなく交換装置である
- 意味はどこから生まれるのか
- 膜・主体・トポロジー
- 履歴はどこに沈殿するのか
RESEARCH MAP / 研究地図
離れた分野を一つの理論へ還元せず、境界・交換・自己・意味・履歴という問いを保ったまま横断する。
- 生体膜
- オートポイエーシス
- 身体性・意味
- 自己・世界
- 現象学・精神病理
- 文学
- AI・履歴
READING / 読書ノート
膜を考えるための文献を、一冊・一論文ずつ読む。
| Year | Reading |
|---|---|
| 1925 | Gorter & Grendel — *On Bimolecular Layers of Lipoids on the Chromocytes of the Blood* |
| 1972 | Singer & Nicolson — *The Fluid Mosaic Model of the Structure of Cell Membranes* |
| 1980 | Maturana & Varela — *Autopoiesis and Cognition* |
| 1987 | McHale — *Postmodernist Fiction* |
| 1991 | Varela, Thompson & Rosch — *The Embodied Mind* |
| 2003 | Sass & Parnas — schizophrenia, consciousness, self |
| — | P system / membrane computing — 基礎文献 |
BIBLIOGRAPHY / 文献
参照文献と、公開済み読書ノートへの入口。
ABOUT / この研究について
生物学的な膜と、人間・社会・AIについて考えるための膜を同一視しない。既存研究、私の読解、「膜」への接続、まだ検証されていない作業仮説をできる限り分けて記す。